ロール(Role)と連絡先(Contact)の違い
内部メンバーはロール(Role)でプラットフォーム権限を管理し、外部ユーザーはコンタクト(Contact)で身元を識別します——両者の定義・違い・選び方
MaiAgent には2種類の「人」がいます。メンバー(Member)——MaiAgent プラットフォームにログインして管理画面を操作するアカウントで、権限は**ロール(Role)**によって決まります。コンタクト(Contact)——AIアシスタントと会話するエンドユーザーで、MaiAgent のアカウントは必要ありません。連携時に最もよくある混乱は、この2つを混同してしまうことです。本ページでは、その違いを一度に明確にご説明します。
定義
コンタクト(Contact)
「AIアシスタントと会話するエンドユーザー」を表します。Webサイトの訪問者、会員システムのユーザー、LINE の友だちはすべてコンタクトです。コンタクトは MaiAgent にログインせず、会話時にシステムが自動的に作成するか、お客様のシステムから API を通じて作成し自社アカウントと紐づけます。会話履歴、パーソナライズ属性、ナレッジベース検索範囲、ツール認証情報はすべてコンタクトに紐づきます。

ロール(Role)
ロールはメンバーの権限テンプレートです。MaiAgent 管理画面にログインしたメンバーが操作できる機能や、アクセスできるリソース(AIアシスタント、ナレッジベース、受信トレイなど)を定義します。企業はあらかじめ「カスタマーサポート担当」「事務担当」「インターン」などのロールを定義しておき、メンバーが組織に参加する際にそのまま適用できるため、一人ずつ設定する必要がありません。

違いの比較

🎯 対象
外部エンドユーザー(訪問者、会員、顧客)
内部メンバー(従業員、管理者)
👤 MaiAgent アカウント
❌ 不要
✅ 必要(メンバーがプラットフォームにログイン)
📋 作成方法
会話時に自動作成、API で作成、管理画面で手動作成
管理画面であらかじめロールを定義し、メンバーに適用
🎯 制御対象
該当ユーザーの会話履歴、パーソナライズ属性、ナレッジベース検索範囲(query_metadata)、ツール認証情報
メンバーの管理画面における操作権限とリソースアクセス範囲
⚙️ 管理の入口
API 連携または管理画面の「コンタクト」
管理画面の「ロール権限管理」
ナレッジベース範囲制御の役割分担
両者とも「どのナレッジベースを検索できるか」に影響しますが、仕組みが異なります。
コンタクト:コンタクトに Query Metadata を設定し、該当ユーザーが会話する際にAIが検索できるナレッジベース/ドキュメント/タグの範囲を制限します
ロール:メンバーがプラットフォーム内で閲覧・管理できるリソースを制御します(詳細はユーザーマニュアルのロール権限管理をご覧ください)。メンバーは内部Q&Aでメッセージごとに参照するナレッジベースの範囲を選択できます
選び方
外部向けサービス(公式サイトのカスタマーサポート、会員センター、自社プロダクトへの埋め込み):ユーザーは MaiAgent アカウントを持つ必要がなく、持つべきでもありません → コンタクトを使用し、身元に応じて query_metadata やカスタム属性を設定して差別化します
内部利用(従業員の社内Q&A、チームによるAIアシスタントの運用):メンバーがプラットフォームにログインします → ロールで一括して権限を付与します
両者は共存できます:同じ企業内に通常、「管理画面を操作するメンバー」と「AIと会話するコンタクト」の両方が存在し、それぞれ別の仕組みで管理され、互いに重複しません

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