連絡先 MCP 認証情報の設定
個別化された MCP ツールの認証情報管理を実現し、データの安全な分離を確保します
一、機能の背景紹介

MCP 認証情報機能とは
MCP 認証情報機能は、「お客様ごとに専用の通行証を設定する」ようなものです。複数のお客様が同じツールを使ってそれぞれ自分のデータを照会する場合、各自が自分の「鍵」(認証情報)を持つ必要があります。これにより、各自が自分のデータのみを閲覧でき、他人のデータが見えてしまうことを防げます。
わかりやすいたとえ マンションのようなものです。すべての入居者が同じエレベーター(MCP ツール)を使いますが、それぞれが自分の入退室カード(認証情報)をかざして、自分の階に入ります。
なぜこの機能が必要なのか
お客様のプライバシー保護 — お客様ごとに自分の認証情報を使うことで、データが混在しないことを保証します
個別化されたサービス — お客様ごとに異なる利用権限を設定できます
管理のしやすさ — お客様の認証情報の有効期限が切れたり、変更が必要になったりした場合でも、そのお客様の設定だけを更新すれば済みます
利用シーンの例
シーン 1:個人データの照会 お客様 A とお客様 B がどちらも自分の購買履歴を照会したいが、それぞれ異なるアカウントとパスワードを持っている場合
シーン 2:部門ごとの権限管理 複数の部門が同じ照会ツールを使うが、それぞれ異なる閲覧権限を持つ場合
シーン 3:段階別サービス VIP のお客様はより詳細なデータを照会でき、一般のお客様は基本的なデータのみ照会できる場合
二、機能の場所と利用準備
この機能はどこにあるか
操作パス コンタクト管理 → コンタクトの編集をクリック →「MCP 認証情報」タブに切り替える

重要な注意 MCP 認証情報を設定するには、先にコンタクトを作成して保存しておく必要があります(認証情報を正しくコンタクトに紐付けるため)。
利用前の準備
設定を始める前に、以下の事項をご確認ください。
システム内にすでに作成済みの MCP ツールがあること(AI機能 → ツール → MCP)

認証情報を設定したいコンタクトがすでに作成・保存されていること
該当コンタクトの認証情報を入手済みであること(通常はお客様または権限を持つ担当者から提供されます)
権限についての説明 システム管理者は、組織のニーズに応じて「ツール」と「コンタクト」の機能権限を柔軟に割り当てることができます。
三、操作説明
3.1 設定可能なツールを確認する
操作手順
編集したいコンタクトを開きます
上部の「MCP 認証情報」タブをクリックします
設定可能なすべてのツールの一覧が表示されます
ツール一覧の説明
各ツールには以下が表示されます。
ツール名(例:「顧客データベース照会」)
ツールの説明(ある場合は、名前の下にグレーの小さな文字で表示されます)
編集ボタン(右側の鉛筆アイコン)
設定状態の見分け方
設定済み → ツール名の右側に緑色の「設定済み」ラベルが表示されます
未設定 → ツール名の右側にラベルは表示されません
3.2 認証情報を追加または変更する
ステップ 1:設定エリアを開く
ツールの右側にある「編集」ボタン(鉛筆アイコン)をクリックすると、設定エリアが展開されます。
ステップ 2:Headers(認証情報)を入力する
テキストボックスに認証情報を貼り付けます。形式は JSON です。
形式がわからない場合は、「JSON を整形」ボタンをクリックすると自動で整理されます。
Headers とは? Headers は「身分証明書」のようなもので、その中にこのコンタクト専用の鍵が含まれています。銀行で手続きをするときに身分証が必要なのと同じで、システムはこの Headers を使って「この人は誰なのか」を確認します。
JSON とは?
JSON はデータ形式の一種で、{"フィールド名": "内容"} のような見た目をしています。心配はいりません。通常は誰かが直接提供してくれるので、コピーして貼り付けるだけで大丈夫です。
ステップ 3:注意事項
Headers は必須項目です(赤い * 印が付いています)
入力した Headers は、ツール本来のデフォルト設定を上書きします
重要:MCP ツールごとに必要な Headers の形式は異なります。入手した認証情報の形式が、このツールに合っているか必ずご確認ください。
ステップ 4:保存またはキャンセル
設定を保存する
問題がないことを確認したら、右下の「保存」ボタンをクリックします
システムが形式に誤りがないかチェックします
保存に成功すると、
編集エリアは自動的に閉じます
ツール名の右側に緑色の「設定済み」ラベルが表示されます(初回設定時にのみ新たに表示されます)
編集をキャンセルする
保存したくない場合は、「キャンセル」をクリックすればそのまま終了できます
3.3 認証情報のリセット(設定済み認証情報の消去)
どんなときに使うか?
認証情報の設定を間違えたとき、またはその認証情報が不要になったときに、リセットできます。
操作方法
ツールの「編集」ボタンをクリックして、編集エリアを展開します
このツールに認証情報がすでに設定されている場合(緑色の「設定済み」ラベルがある場合)、左下に赤色の「認証情報をリセット」ボタンが表示されます
クリックして確認すると、認証情報が消去されます
消去後は、ツール名の右側の緑色の「設定済み」ラベルが消えます
⚠️ 重要な注意
リセット後は元に戻せません
リセットする前に、Headers の内容をコピーして保存しておくことをおすすめします
内容を修正したいだけの場合は、そのまま編集すればよく、リセットする必要はありません
四、操作例
例 1:お客様にデータベース照会用の認証情報を設定する
状況の説明
お客様 A が自分の購買履歴を照会したいので、1 組の認証情報コードを入手しました。
Headers の内容
操作手順
コンタクト「お客様 A」を見つけて、編集をクリックします
「MCP 認証情報」タブに切り替えます
「顧客データベース照会」ツールを見つけて、編集ボタンをクリックします
認証情報コードを貼り付けます
「JSON を整形」をクリックして、形式を整えます
保存をクリックします
例 2:部門に専用の照会用認証情報を設定する
状況の説明
営業部が顧客データを照会する必要があるが、基本情報のみ閲覧でき、財務データは閲覧できない場合。
Headers の内容
フィールドの説明
X-API-Key— 営業部専用の鍵X-Department— これが営業部による利用であることを示す
例 3:複数フィールドの認証情報を設定する
Headers の内容
フィールドの説明
Authorization— 主な本人確認の鍵X-Client-ID— 顧客番号Content-Type— データ形式の指定(通常はこの値で固定です)
五、コンタクト MCP とツール MCP の違い
機能比較表
何をするか
ツール自体を作成する
個別のコンタクトに専用の認証情報を設定する
設定範囲
システム全体で利用可能
特定のコンタクトのみに適用
設定内容
• ツールの URL • デフォルトの認証情報 • 実行できる操作
• この人の認証情報のみを設定 • デフォルトの認証情報を上書き
いつ使うか
初めて新しいツールを連携するとき
お客様ごとに異なる認証情報を使うとき
誰が操作できるか
権限があれば操作可能
権限があれば操作可能
どこで設定するか
ツール管理ページ
コンタクト編集ページ
よくある用途
• 照会ツールを新規追加する • ツールの基本情報を設定する
• お客様ごとに自分のアカウントとパスワードを使う • VIP のお客様に特別な権限を付与する
わかりやすく理解する:パソコン教室のたとえ
学校のパソコン教室を想像してみてください。
ツール MCP(権限を持つ担当者が作成)
パソコン教室にソフトウェアをインストールする
すべてのパソコンでこのソフトウェアを使えるように設定する
ソフトウェアにどんな機能を持たせるかを決める
コンタクト MCP 認証情報
生徒ごとに自分のアカウントを作成する
生徒それぞれが自分のアカウントでログインする
生徒ごとに異なる利用権限を持たせられる
実際のワークフロー
権限の柔軟性 システム管理者は、組織のニーズに応じて、誰がツールを作成できるか、誰が認証情報を設定できるかを決められます。同じ担当者にすることも、分担して管理することもできます。
ポイントまとめ
ツール MCP — まず「ツール」があって初めて利用できる
コンタクト MCP 認証情報 — その上で各自に「鍵」を渡す
六、よくある質問
Q1:なぜ「MCP 認証情報」タブが表示されないのですか?
考えられる原因
「コンタクトの新規追加」画面にいる(先にコンタクトを保存してから、再度編集に入ると表示されます)
システム内にまだ MCP ツールが 1 つも作成されていない
コンタクトのデータがまだ保存されていない
解決方法
まずコンタクトの基本情報を入力して保存します
システムに MCP ツールがあることを確認します(権限を持つ担当者にご確認ください)
改めて編集モードに入ります
Q2:Headers の形式が間違っている場合はどうすればよいですか?
よくある誤りの例
❌ 誤り:
{'key': 'value'}(シングルクォートを使っている)❌ 誤り:
{key: value}(クォートがない)❌ 誤り:
{"key": "value",}(末尾に余分なカンマがある)✅ 正しい:
{"key": "value"}
解決方法
「JSON を整形」ボタンをクリックすると、システムが自動でチェックします
それでも問題がある場合は、認証情報をもう一度コピーし直してください
または、認証情報を提供した方に形式をもう一度確認してもらってください
Q3:何を入力すればよいかわかりません。
認証情報の入手方法
お客様に認証情報を提供してもらう
担当者に提供または作成を協力してもらう
このツールを担当している同僚に問い合わせる
すでに設定に成功している他のコンタクトを参考にする(ただしそのままコピーしないでください!)
⚠️ 自分で適当に入力しない
認証情報には特定の形式と内容があります。間違えるとツールが使えなくなり、データの誤りを引き起こす可能性もあります。
Q4:なぜ「設定済み」ラベルが表示されないのですか?
表示条件
「すでに認証情報を設定したことがある」ツールにのみ、この緑色のラベルが表示されます
初回設定時は、保存に成功する前は表示されません
保存に成功して初めてラベルが表示されます
ツール一覧にラベルが 1 つもない?
このコンタクトにまだ MCP 認証情報が 1 つも設定されていないことを意味します。これは正常な状態です。
Q5:「認証情報をリセット」ボタンが見つかりません。
表示条件(同時に満たす必要があります)
このツールにすでに認証情報が設定されている(ツール名の右側に緑色の「設定済み」ラベルがある)
「編集」ボタンをクリックして編集エリアを展開している
ボタンの位置
編集エリアを展開すると、赤色の「認証情報をリセット」ボタンは左下に、「キャンセル」と「保存」ボタンは右下にあります。
まだツールに認証情報を設定していない場合は?
リセットできる認証情報がないため、「認証情報をリセット」ボタンは表示されません。このとき左下は空白になります。
Q6:「認証情報をリセット」を押すとどうなりますか?
起こること
このコンタクトの専用認証情報が消去されます
ツール名の右側の緑色の「設定済み」ラベルが消えます
ツールにデフォルトの認証情報がある場合は、デフォルトのものに切り替わります(ただし通常はありません)
⚠️ 削除後は元に戻せません
おすすめの方法
まず Headers の内容をコピーしてバックアップします
本当に削除してよいかよく考えます
内容を修正したいだけの場合は「編集」を使ってください
Q7:複数のコンタクトで同じ認証情報を使えますか?
技術的には可能
システムは、同じ認証情報を別の人にコピーすることを妨げません。
ただし推奨しません
誰が使っているのかわからなくなる
データが混在する可能性がある
問題が起きたときに、誰の問題かわからない
正しいやり方
コンタクトごとに自分の認証情報を使う
データを明確に分けておく
追跡と管理がしやすくなる
Q8:ツール一覧が空で、「利用可能なツールがありません」と表示されます。
考えられる原因
システムにまだ MCP ツールが作成されていない
すべてのツールが「グローバル」タイプである(グローバルツールは個別に認証情報を設定する必要がありません)
解決方法
ツール作成権限を持つ担当者に、MCP ツールが作成済みか確認してもらってください
ツールのタイプ設定が正しいか確認してください
すべて問題ないのにまだ表示されない場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください
付録:操作チェックリスト
設定前の確認
設定時の確認
設定後の確認
最終更新
役に立ちましたか?
