チームの実行記録
チームの各実行記録について、所属する会話、経由したアシスタント、それぞれのトークン使用量と所要時間を確認できます。会話で絞り込み、同じ会話の実行記録をまとめて表示できます。
チームはアシスタント間で自動的に引き継ぎや委任を行い、ユーザーはその過程を意識する必要がありません。実行記録では、各会話でどのアシスタントが対応し、それぞれどれだけのリソースを使ったかを振り返ることができます。想定どおりに役割分担できているかの確認や、問題の調査と改善に役立ちます。
1. 実行記録を確認する
チームのページで実行記録に切り替えると、このチームの実行履歴が一覧表示されます。ユーザーがチームにメッセージを1件送るたびに、記録が1件作成されます。各記録には次の項目が含まれます。
記録 ID
この実行を一意に識別する ID です。
会話
この実行が属する会話です。会話のタイトルが表示されます。タイトルをクリックするとすべての会話が開き、会話全体を確認できます。
ステータス
実行中、完了、失敗、タイムアウトのいずれかです。
反復回数
この実行でアシスタント間のやり取りが行われた合計回数です。
トークン数
この実行で使用したトークンの合計数です(入力 in/出力 out)。
所要時間
メッセージを受信してから返信が完了するまでの合計時間です。
作成日時
この実行が行われた日時です。列見出しをクリックすると、古い順と新しい順を切り替えられます。初期設定では新しい順です。

2. 会話で実行記録を絞り込む
通常、1つの会話には複数のメッセージがあり、それぞれに実行記録が作成されます。特定の会話をまとめて確認したい場合は、その会話の記録だけを表示できます。
1. この会話で絞り込む
確認したい記録の右側にある操作列で、漏斗アイコンのこの会話で絞り込むをクリックします。

2. 絞り込み結果を確認する
一覧の上部に会話「…」の実行記録のみを表示中というバーが表示され、選択した会話の記録だけが残ります。ページの切り替えや並べ替えを行っても、絞り込みは維持されます。このとき該当する記録の漏斗アイコンは灰色になり、カーソルを合わせるとこの会話の記録を表示中と表示されます。
一覧全体に戻るには、バーの右側にあるクリアまたは閉じるアイコン(×)をクリックします。

利用例:顧客からの苦情にどのアシスタントが返信したか調べる
カスタマーサポートの責任者が「返品の説明が分かりにくい」という顧客の声を受け、その会話の各返信をチーム内のどのアシスタントが担当したか確認する場合は、次の手順を実行します。
実行記録で該当する会話の記録を1件見つけ、この会話で絞り込むをクリックします。一覧にはその会話の記録だけが残ります。
記録を順に展開し、ステップカードのアシスタント名を確認します。最初のメッセージはデモ-カスタマーサポート振り分けアシスタントが受け付け、デモ-返品・交換アシスタントに引き継いでいます。その後の追加質問にはデモ-返品・交換アシスタントが直接返信しています。
会話列のタイトルをクリックして元の会話を開き、実際の返信内容を確認します。問題がデモ-返品・交換アシスタントにあると分かったら、AI アシスタントに戻って設定を調整します。
3. ステップの詳細を展開する
記録の左側にある + をクリックするか、行を直接クリックすると、実行中に通過したアシスタントのノードを順番に確認できます。各ステップはカードで表示されます。
ステップ番号と名前
#番号 · 名前の形式で表示されます。たとえば**#1 · デモ-カスタマーサポート振り分けアシスタント**と表示され、担当したアシスタントが一目で分かります。
トークン使用量
カードの右側に、そのステップの入力/出力トークン数(in / out)が表示されます。一部のステップには所要時間も表示され、リソースを多く使ったアシスタントを特定できます。

4. 記録を使ってチームを改善する
想定と異なるルーティング:ステップカードから、問い合わせが別のアシスタントに渡ったことが分かった場合は、Canvas での編成に戻り、接続のトリガー条件の説明を調整して、その接続を使う条件を明確にします。
反復回数が多い、または時間がかかる:アシスタント間の引き継ぎが多すぎる可能性があります。不要な接続がないか確認するか、チームの最大反復回数や各ノードの設定を調整します。
特定のアシスタントにコストが集中している:ステップカードのトークン使用量を比較して、最も多く使っているアシスタントを特定します。より軽量なモデルに変更するか、ナレッジベースやツールの範囲を絞ることを検討してください。
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